クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2014年01月

ロビンソンブルワリーのアイアンメイデン・トゥルーパー。



この醸造所は、1838年に、ウィリアム・ロビンソンが、イングランドのストックポートにあるユニコーン・インという宿に設立した。以後、一族が経営しつつ、多くの醸造所を買収して拡大し、現在は醸造所経営のほか360以上のパブも経営している。また、社名をユニコーンブルワリーともしている。



さて、今回飲んだのは、あのアイアンメイデンのボーカリストであるブルース・ディッキンソンがプロデュースした一品で、商品名はあの名曲と同じトゥルーパー。彼はかなりのビールマニアで、自分好みのビールを飲むために今回の商品をプロデュースしたとのこと。さすが多才なディッキンソン氏である(詳細はwikiを参照ください)。ちなみに ↓ は、このビールのプロモ映像だけど、バックに流れている曲が商品名に冠されたトゥルーパー。ん~、カッチョイイ。





SRM値は8~9くらい。口に含むと、爽快なキレ感を感じ、落ち着いてくると苦みが現れる。また、奥の方で微かに甘みを感じて、グレープフルーツを思わせる味がする。この間、かすかにホップのフローラルな香りが鼻腔に漂う。全体的にイングリッシュエールらしい落ち着いた甘みと苦みがありつつも、アメリカンエールのような爽快感があるように思う。














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ロートハウスのターネンゼップル・ピルス。



この醸造所は1791年に、バーデン・ヴュルテンベルグ州のグラフェンハウゼン村から約3キロほど北に、ベネディクト会派の聖ブラージェン修道院のマルティン・ゲルベルトが設立した。後に、バーデン辺境伯(カール・フリードリヒ)がこの地域を支配してバーデン大公国を成立させると、その所有になり、1918年に君主制が廃止されると、バーデン州の所有となって現在に至っている。



さて、今回飲んだのはターネンゼップル・ピルス。

数年ぶりに飲んだが、やはり美味い。SRM値は3くらいか。グラスに注ぐと、麦の甘く香ばしい香りが漂う。口に含むと、爽快なキレ感をほど良く感じるとともに、薄っすらと苦みと青リンゴのような酸味、コクを感じ、また奥の方でうっすらと麦の甘みを感じる。その直後、スッとするが、後口にコクと若干の苦みが残る。ちなみに、ターネンゼップルというのは、約60年前に創設された同社のブランド名で、ラベルは2006年にブランド創設50周年を記念して復活された創設当時のものとのこと。シュバルツバルトの近くにある醸造所らしく、モミの実が描かれている。






















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ミッケラーのウォリアー・シングルホップ・IPA。



この醸造所は、2006年に、元高校教師のミッケル・ボルグと、ジャーナリストのクリスチャン・ケラーが、デンマークのコペンハーゲンに創業した。2人はともに趣味で自家醸造していたのだが、多くの自家醸造ビールの大会で受賞したのをきっかけに創業動機が高まり、ついに2006年に創業。そして、その翌年にレートビアの年間最優秀醸造所に選ばれ一躍有名になった。だが、同年ケラーはジャーナリストの仕事を続けるため経営から手を引き、現在はミッケル一人で経営を続けている。



さて、今回飲んだのはシングルホップIPAシリーズの一つであるウォリアー。

シングルホップIPAシリーズとは、ホップの違いを楽しむために、ホップ以外の原料を統一して醸造した限定IPAのことで、このウォリアーは、アメリカ産のウォリアーというホップで造ったもの。

SRM値は17くらいか。グラスに注ぐと、柑橘系だが少しオイリーな感じのする香りが穏やかに感じる。口に含むと、柑橘系の爽やかな味、キャラメルのようなまったりした甘みが口内に漂うとともに、オイリーな口当たりがし、直後に強いキレ感を感じる。後口にキャラメルのような甘味が残り、その裏で少し苦みを残す。














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サべコのバーバーバー・エクスポート。



この醸造所はベトナムの通商産業省が1977年にホーチミン市に設立した。当初はサイゴンビールという社名だったが、2003年にサベコ(SABECO : Saigon Beer Alcohol Beverage Corporation)に変更し、サイゴンラガーやモルト100%のスペシャル・サイゴンを主力商品にして、ベトナムにおいて市場シェア50%以上を確保している。



さて、今回飲んだのは主力商品の一つであるバーバーバー。

口に含むと、しっかりした甘みと、爽快なキレ、甘みとキレと同程度ある苦みを感じる。全体のまとまりがよく美味い。


















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オゼノユキドケのブラウンヴァイツェン。



SRM値は9前後か?口に含むと、ヴァイツェンらしく酸味とスパイシー感を感じるが、それよりもカラメルというか独特の甘さが前面に出てきて、さらにカーボネーションによるキレ感により、甘くまったりした口当たりなもののサッパリした感じに仕上がっている。苦味はほとんどない。














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エチゴビールのピルスナー。



SRM値は4くらいか?口に含むと、比較的強めのカーボネーションによるキレ感、麦の甘み、コクを感じる。また、鼻腔にホップの軽やかな香りとともに麦の甘い香りも漂う。その後、スッとして、若干コクを残しながらジワジワと消えていく。














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銀河高原ビールのヴァイツェン。














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いわて蔵ビールのIPA。



SRM値は6くらい。グラスに注ぐと、ホップの瑞々しいが苦そうな香りが漂う。口に含むと、ホップの瑞々しい香りを鼻腔に感じるとともに、強めのキレ感を一瞬感じたと思ったら、すぐに同程度の苦みを感じて、奥の方でモルトの甘みを感じる。その後、全体が徐々に弱まりながら消えていくが、苦みの余韻を残す。














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常陸野ネストビールのジャパニーズ・クラシック・エール。



SRM値は11くらいだろうか。グラスに注ぐと、カラメルのような甘い香りが漂う。口に含むと、カラメルのような甘い味を感じると同時に、後に行くほど強くなるキレ感を長く感じて、キレ感がマックスになった後にスッとして、少し甘みを残しつつ消える。また、キレ感の奥で苦みを感じる。
















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オゼノユキドケのホワイトヴァイツェン。



口に含むと、酵母に由来するだろう独特の香りが鼻腔に漂い、独特のコクを感じる。また、甘味は弱いが存在しており、程よいカーボネーションを感じ、ヴァイツェンにしては弱めの酸味も感じる。その後、若干のコクを残して消える。
















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